皆様の事業に貢献します

ある経営者とお話して考えたことをご紹介します。

経営の書籍を勉強する事を薦められる

その方はマネジメント研修機関の情報誌や書籍を積極的に勉強し従業員にも就業時間中に時間を割いてご自身の選んだ書籍の購読会を始められました。従業員は書籍を読んで能力を高めて欲しい。会社と本人が成長するために勉強しなければならない、との考えです。

書籍に答えは無い

ただ企業経営には絶対的な正解は無く、時と場合によって正しい事、誤っている事が変化します。これは経営学でも言われることです。経営についての書籍も大量にありますが時々の流行廃りがあり、現実の制約の下で書籍通りの経営を行うことは現実には不可能だったりして、だから何かアンチョコとしてや、書籍を単なるハウツー物として読むのは正しくないのでしょう。結局どうすれば良いのかは経営者が自分で判断しなければならないと思います。

共通課題の識別と個人の知見を超える為の勉強

では書籍や経営学の知見の役割は何でしょうか。社長が取組まなければいけない経営上の課題を明らかにする事がその最大の役割だと思っています。何が正解かは解らないとしても何が問題かが解れば、問題を識別し解決方法を考える事ができるわけです。

あるいは絶対的な正解は解らないにしても、過去の経営の成功失敗例を学ぶことは、経営を大きく踏み外さない為には有益です。経営者一人の考えや経験は限りがあります。過去や他社の経験則を知ることにより、個人の能力の限界を超える事に役立つと思います。

春日渡辺会計事務所は経営者の問題解決に役立つ事を目指しています。その為に経営者の方達に、社長は何をしなければならないか、経営を大きく踏み外していないか、知見を深めたいと考えています。その為に様々な人の話を聞いて、書籍を読む機会を持ちたいと思っています。

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